思いがけない彼は「友達」から「旦那様」に

2023年11月3日2023年11月29日

えびてんさん（29歳 女性 大阪府）から投稿いただいた「スピリチュアル体験談」です。

大学生時代に付き合っていた彼氏と別れてから出会いが無かったえびてんさん。

気分転換として友達に占いの館に連れて行かれるものの、『占い＝非科学的なもの』という考えのもと信用していませんでした。

えびてんさんは占い師に「自分はこのまま一生独身で生きていく運命なのか」と悩みを打ち明けます。

タロットカードで占い始め告げられた言葉に半信半疑ではありましたが、その数日後、大学生時代の男友達から連絡がやってきました。

えびてんさんの運命ははたして一生独身なのでしょうか…───？

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占いを信用していない中で友人に連れて行かれた占いの館

今から5年ほど前に、大阪市内の、とある占いの館に行ったときのことです。

私は、大学生時代にほんの数か月だけ付き合っていた彼氏と別れて以来、恋愛運や出会いが全くありませんでした。

そんな私を見かねて友達が「気分転換に占い師に占ってもらいに行かへん？気になってるお店があって。」と声をかけてくれました。

占いは根拠のない非科学的なもの、と考え全く信用していなかった私。

正直、あんまりあてにならない気がするけど…と、行くのを少し面倒に感じていました。

しかし、人生経験と思って行ってみるのも良いかと考え、その友達と一緒に行くことにしました。

お店に到着後順番に呼ばれ、私はとある占い師の部屋に入っていきました。

私はこのまま恋愛も結婚もできないまま、一生独身で生きる運命にあるのかと思い悩んでいることを伝えました。

半信半疑だった占い結果が現実のものに

すると占い師がタロットカードを使って占い始めました。

しばらくして

「えびてんさんは今まで困難な人生を歩んできた分、あれこれと考えて消極的になりがち。でも大丈夫。近いうちにあなたのことを想っている人が現れるから。案外、近くにいるかもしれませんね。その人とは仮に結婚したとしても、くっついたり離れたりを何度も繰り返しながら最終的には一緒になってるよ。諦めないで。」

と教えてくれました。

その時の素直な気持ちとして「本当かな??」と半信半疑で聞いていたのをよく覚えています。

しかしその占いの数日後、大学生時代の男性の友達から久しぶりに電話がありました。

「仕事とか体調とかどう？久しぶりに会って話したい」とのこと。

大学を卒業して以来全く連絡を取っていなかったので、不思議に思いながらも懐かしい気持ちになったため、会うことにしました。

その日は食事して解散。

しかしその後も頻繁に向こうから連絡が来るようになり、街中を歩いたり、映画を観に行ったり、テーマパークに行ったり…。

そんな風に楽しい時間を過ごすようになっていったある日の夜、LINEで

「やっぱり俺はえびてんのことが好きや。大学のときから想ってたけど、いつも茶化されて終わってたから、なかなか本当の気持ちが伝わらなかった。諦めて誰か彼女作って、えびてんのこと忘れようとも思ったけど、やっぱり他の人じゃあかんって思った。えびてんと付き合いたい。俺の彼女になってください。」

とまさかの告白をされました。

思いがけない男友達からの告白で結ばれる二人

ずっと友達だと思っていた人から改めて告白されると、恥ずかしいような、嬉しいような気持ちになりました。

考えてみると、大学時代でも、人間関係や授業のこと、実習や就職活動のことでいろいろと悩んでいたときに、いつもその彼がそばにいて話を聞いてくれていました。

その都度救われ、心から感謝していた自分を思い出しました。

私は彼の告白にOKの返事を送り、恋人として付き合うことに。

そして約1年3か月の交際を経て結婚。

結婚して早くも3年4か月が経ちました。

彼は穏やかで優しい性格をしているのですが、私は短気で勝気な性格。

夫婦で正反対の性格をしているせいで喧嘩も多いですが、何だかんだ言っても2人仲良く生活を送っています。

喧嘩しても最後には隣にいるからこそ築かれる信頼関係

まさに占い師が言っていた「くっついたり離れたりを繰り返しながらも、最終的には必ず一緒にやり直している」状態で、どれだけ喧嘩をしても離れても、最後にはお互いにきちんと謝って仲直り、これを守っています。

子どもはいませんが、このまま子どもができなくても良いかと思えるぐらい、お互いに認め合い、理解し合える関係になっていくのを2人とも理想にしています。

おじいちゃん、おばあちゃんになっても、ずっと仲良し夫婦でいることを目指して、これからも一緒に前を向いて生きていきたいと思います。

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