婚約破棄をされてしまった女友達と縁切りのパワースポット巡り

2021年8月13日2023年11月29日

ぴょんさん（男性 49歳 奈良県）から投稿いただいた「スピリチュアル体験談」です。

女性の友人が多いぴょんさん。

特に仲の良かった一人の女性が婚約破棄をされてしまったことをきっかけに、彼女とパワースポット巡りをするようになります。

それでも中々いい相手が現われないので、二人は心機一転縁切りのパワースポット巡りをすることに。

果たして縁切りのパワースポット巡りを行ったことでどのような効果が表れたのでしょうか。

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男性の私には、異性の友達が数多くいます。

その中でも、特に仲良くしている友達（Aさん）がおり、あくまでも友達として仲良くしていました。

その友達は、女子の一人っ子で、女手ひとつで育てられたこともあり本人の結婚願望が強く、また親御さんからも早期の結婚を期待されていました。

一時期、Aさんは婚活に精を出していて、専門学校時代の男性と婚約し、彼の実家で家業（料亭）を継ぐことが決まりました。

生まれ育った地元（京都）を離れるということで、親友である私と「思い出づくり」と称して地元京都の観光地「金閣寺」「嵐山」などを訪ねていました。

しかしその後、その料亭が経営難に陥り、結局結婚は破談になりました。

ちょうど祇園祭の時期で、夜まで二人で食べ歩いていたのが懐かしい思い出です。

友達の私から見ても、彼女はスタイルも良く、可愛らしいので、すぐに新たな恋が見つかると思っていました。

婚約破談のを癒すためにパワースポット巡り

しかし、なかなかAさんに次の恋はやってきませんでした。

それでも結婚をあきらめることなく、婚約解消による心に傷も負っていたため、Aさんはしばらく恋活から距離を置いていました。

一年ほどして、Aさんは私と、恋愛を含めたパワースポットを巡ることを始めました。

私は当時奈良県、Aさんは京都市に居住しており、パワースポットに困ることなく、週末のたびにあちこち回っていました。

私（独身です）は、当時特に出会いなどを求めていたわけではないのですが、せっかくそんな恋愛の聖地のような場所を巡るのですから、自分自身の恋愛成就も各所で一緒に願っていました。

思い出づくりの一年前は、やみくもに神社仏閣、公園を巡っていたのですが、そのときは恋愛を中心としたパワースポットを徹底的に巡ることにしました。

超有名な世界遺産清水寺の域内にある、縁結びの聖地＝自主神社や奈良市の夫婦大国社などももちろん訪ねました。

今となっては、たくさんの思い出まで出来て、その当時の写真を眺める度に懐かしい思いに浸れます。

次の縁のために縁切りのパワースポット巡り

それでも、お互いなかなか恋愛に発展することなく、Aさんは南国へ移住して一人暮らしをしようかなという感じにもなってきました。

そんな折、過去の縁を切るという京都市の安井金比羅宮や貴船神社、奈良市にある不空院といった「縁切りのパワースポット」を巡ることを決意しました。

縁結びのパワースポットは、イメージ的にもめでたく、また華やかで、各地に数多く存在していますが、縁切りのパワースポットというのは意外と少ないものです。

「縁切り」といえばマイナスのイメージもありますが、やはり、縁というものは、欲張るものではなく、一つをすっきりと終わらせてこそ、次の縁がやってくるという考え方が正しいと、訪ねた各所に書いてありました。

その通りだと実感しています。

その考えは縁だけでなく、お金や人間関係にも通じるものだと思います。

パワースポットこそが自己啓発の場

そのパワースポット巡りの少し後、Aさんは突然の出会いに恵まれ、南国へ移住する夢まで叶え、現在は沖縄で幸せな結婚生活を送っています。

私のほうはまだ結婚まではいっていませんが、恋人が出来て、一緒に暮らすようになりました。

Aさんからの連絡で、その後も沖縄でパワースポットをご主人と巡っているらしく、私自身も彼女と各地のパワースポットを一緒に回っています。

パワースポットというところへ行くと、自然に気持ちが穏やかになるのを感じ、欲張ってはいけないという心になれます。

最近は、所謂パワースポットとして有名なところだけでなく、自分自身が穏やかになれるのを感じる場所を、自分パワースポットと呼んで、SNSなどでもパワースポットというハッシュタグを付けて発信しています。

数々のパワースポットを訪ねた私の答えは、自己啓発の場＝パワースポットです。

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