彼との関係が上手くいかなかったときに思い立って出雲大社へ旅行した体験談
結婚に焦る私が訪れた出雲大社でのスピリチュアル体験
わかなさん（女性 36歳 京都府）から投稿いただいた「スピリチュアル体験談」です。
「当時の私は結婚に焦る女だった」と振り返るわかなさん。
当時付き合ってた彼との関係が上手くいかなくなった時、ふと旅行に行こうと思い立ったそうです。
目指す先は島根県にある出雲大社。
泊まったホテル先で見た夢は「何かに納得した夢」で起きた時に泣いていたといいます。
そしていざ、出雲大社の鳥居を目の前にするとある「大切な事」に気づいたそうです。
わかなさんが思った「大切な事」やその後について書いてくださいました。
当時の私はいわゆる結婚に焦る女でした。
彼とはお互い結婚を見据えてのお付き合いだったのですが、突然彼が仕事が忙しくなり連絡を取りづらくなりました。
あわせて遠距離恋愛だったため、「仕事忙しい」「体調崩した」と言われても本当かどうかの確認も取れず、物分りのいい女を演じていた私は「彼の仕事の邪魔をしてはいけない」「会いたいとか言ったら重いのでは？」と、一人思い込んでました。
そんなとき、ふと、「自分自身と向き合いたい！一旦リフレッシュしたい！旅に行こう！」と思いました。
普段は旅行に興味もない私が、突然、です。
リフレッシュのために出雲大社へ旅行
ポンと頭に浮かんだのは出雲大社様。
一度出雲大社様へ伺い、彼との縁があるなら繋いでほしい、もしも残念ながら縁がないのであれぱもうそれはそれで終わらせたい…とすら思い始めてました。
出雲大社様へ行くのは、自分で車を運転して向かいました。
結構な距離です。
当時、出雲大社様へ車で行くと母親に伝えると「遠いけど大丈夫？」と心配されました。
途中、普段の私なら予約を取らないようなホテル（山荘）に寝泊まりをしました。
そのホテルで寝た日、夢を見ました。
はっきりとした夢の内容は覚えてませんが、起きたときに、「あぁそうだよなぁ…」となにかに納得しながら、泣きながら起きた記憶があります。
鳥居を前にすると彼氏以外の大切なことを思い出した
起きてご飯を食べて外に出ると、雨がポツポツ降ってきました。
雨の中ドライブをして、出雲大社様へ向かいました。
車の中ではお気に入りの曲をガンガンかけてましたが、明るい曲なのに泣けてくる。
私自身も空も大泣きでした。
出雲大社様に到着した頃には雨が上がり、私自身もスッキリとした気持ちになっていました。
まだ心のどこかで、彼とうまくいくといいな?と思ってはいましたが、「縁があるならつながるし、縁がなければ残念だけど仕方ない。また本当に縁がある人と出会うだけだよ」と、自分自身は冷静でした。
出雲大社前の鳥居を目の前にしたとき、「彼氏のことも大切だけど、それ以上に家族や友人をまずは大切にしないと…」と感じました。
実は、当時の私は彼のことが好きすぎて、あまり周りが見えてなかったのです。
大好きな彼のために自分が我慢すればいいと自分を犠牲にしてるフシがありました。
家族や友人はそれとなく「そこまで辛いのにあなたが我慢する必要ない」「わたしはあなたが大切だから、彼よりあなた自身を大切にしてほしい」と言われてたような気がします。
そんなありがたい周囲の私への愛に気づかず、彼を中心に生きていた…そんな私自身に気づきました。
ご本殿に手を合わせて、出雲大社様の空気を吸いながらすでに私の心は決まっていた気がします。
少し前まで、「縁があるならつなぎとめてほしい」と執着気味だった心が、「縁がないならサヨナラさせてほしい」と、手放す心に変わっていました。
帰りの車の中では、少し寂しさも感じていましたが、「自分自身を大切にしない人は、大切な人も守れないよなぁ…」と冷静に考えられる頭になってました。
遠距離移動のため、帰路もホテルを取って一泊して帰りましたが、帰路のホテルでみた夢は、晴れやかな明るい夢でした。
リフレッシュして軽くなった私は前を向いて
また、気持ちも体も軽くなった私は、自宅に帰るまでに「そうだ、髪の毛切ろう」と突如ひらめき美容院の予約をそそくさと取り、旅先で髪を切りました。
帰宅後は、持っていた服やその他諸々の中で「なんかこれ合わないな」「不要だな」等と感じたものを徹底的に手放しました。
今まで彼にすべての時間を割いてましたが、本来の私は自分の時間がほしいタイプ。
自由に動き回らないと息が詰まる人間だったことを実感しました。
その後彼とは縁が無く離れ離れになりましたが、それはそれで良かったと思います。
彼に執着して自分自身を見失い、必死になっていたな?と冷静に思い返すとかんじます。
思考や心、そして持っているものの整理をして空間を作ったので、その後は私自身が好きなように思うように…自由に生きられています。
思い立ったら即行動！が私にはあっているようなので、これからも自分の第六感と心を大切に生きていこうと思います。
わかなさん（女性 36歳 京都府）からいただいたスピリチュアル体験談でした。
ご投稿ありがとうございました。
出雲大社は「日本神話」にも登場する古き由緒ある社の一つです。
縁結びの神・福の神とされる「大国主大神（おおくにぬしのおおかみ）」が祀られており、そのご利益を受けようと数多くの人が、今日、お参りに訪れています。
数千年の歴史を持つ出雲大社は神々の集う場所ともされ、一度足を踏み入れるとその厳粛で神聖な空気を感じることでしょう。
恋愛やその他の悩み事を抱えた時に取るべき行動の一つとして神社をお参りすることが挙げられます。
特定の宗教を持たずとも、神を信じて祈る行為は意味を成します。
何かに祈り、己を顧みて新しい自分をまた一歩歩み出す。
もし何か悩み事を抱えた際には、気分転換に大きな社のある地域に旅行するのもありかもしれません。